アタマコンクリの雑記帳

アタマコンクリが発信する雑多なブログ(語学、台湾、台湾ワーホリなどなど)

中国語学習歴について2

f:id:atamakongkuli:20210304230914j:plain

みなさんこんにちは!アタマコンクリです。

 

私の中国語学習歴について、前回の記事の続きとなります。

 

前回の記事はこちらからどうぞ↓

atamakongkuli.hatenablog.com

 

 

 

1. 中国語との出会い2 ~台湾~

大学4年生のころ、就職活動をなんとか終えた私は友人とともに台湾へ卒業旅行に行きました。実をいうとこれが私にとって初めての海外旅行だったのですが、初海外ということもあり、今振り返ると過度に「ビビりすぎていた」ように記憶しています。

「街中で怖い目に合わないだろうか?」、「料理が口に合わなかったらどうしよう?」、「言葉が通じなくてトラブルに巻き込まれたらどうしよう」などなどです。

 少しでも不安を解消しようと、ガイドブックや旅行ブログ等を読み込んだり、台湾渡航歴のある友人に色々聞いてみたりするなど、やり過ぎとも言えるほど事前準備をしました。 中でも言語の問題はとりわけ不安で、ガイドブックに載っている簡単な中国語をいくつか覚えて旅行に臨みました。以下のような中国語を覚えたように記憶しています。 

  • 我是日本人。「私は日本人です。」
  • 我不會說中文。「中国語話せません。」
  • 這個多少錢? 「これはいくらですか?」

 etc...


当時の私は、「よし、旅行で困らないくらいの最低限の中国語は覚えたな!」と思っていたのですが、いざ台湾でこれらを言ってみるとほぼ

  • ポカーン( ゚д゚)とされる
  • 「日本人ですか?」と言われる
  • 「哈?(ハァ?)」と聞き返される*1

のどれかでした。

同じような経験をされた方もいらっしゃると思うのですが、これって、ガイドブックに書かれているのが大抵「カタカナ発音」なせいなんですよね。

ガイドブックは語学の教科書ではないので仕方がないのですが、中国語の場合は特にカタカナ発音が通じないためにこういったことが起きてしまいます(笑) 

中国語が少し話せるようになった今から振り返ってみると、自分がどんな発音をしていたのか気になるところですが、ともあれ私の初めての中国語チャレンジは完全に失敗に終わったのでした。

自分が覚えた中国語が全く通じない驚き、それと若干の悔しさ を抱えたままこの人生初の海外旅行を終えて日本に帰国することとなったのです。

 

……と、ここまで少々ネガティブな内容となってしまいましたので一応補記しておくと、この台湾旅行は控えめに言っても最高でした。台湾の方々の優しさやおもてなし、数々の美食、夜市の賑わいなどなど、どれも今でも強く印象に残っています。

台湾旅行についてはまた別の機会で取り上げられればと思いますが、この台湾旅行はその後の人生を大きく変えるきっかけになったものと言っても過言ではありません。

 

2. 中国語学習本格始動

ここまで私の人生における中国語との出会いについてつらつらと書き連ねておりましたが、まだ本格的に中国語を学ぶ段階には至っていません。

私が本格的に中国語を始めたのは、社会人3年目になってのことでした。

 

「何か新しいことを始めてみようかな?」と思ったのがきっかけで中国語教室に通い始めました。

(結局中国語を初めてから1年ほどで退職することとなるのですが……)

 

その中国語教室では中国の中国語(普通话)を勉強するか、台湾の中国語(台灣華語)を勉強するのか選べたのですが、当時の私は普通话を選択しました。

 

その理由ですが、実際問題として日本においては普通话の教材が圧倒的に多く、将来台灣華語を勉強するにしても、まずは教材が豊富にある普通话から学んで中国語の基礎固めをすることで良いかなと考えたためです。

今から考えると最初から台灣華語の勉強一本に絞っても良かったとも思いますが、简体字(主に中華人民共和国シンガポールで使われる「簡略化された漢字」)を多少なりとも読めるようになったことだけでも収穫だったかもしれません。

 

中国語教室への通学を始めてから1年ほど経った頃、HSK4級を受験し合格しました。

今のところ、中国語関連の検定試験を受けたのはこの時のみとなります。

 

ちょうどそのころになって台湾へのワーホリを具体的に考え始めていたので、HSK4級の

受験以降、普通话から台灣華語の学習にスイッチしました。(同時に中国語教室もやめました)

 

台灣華語に「転向」した後は独学で勉強しているのですが、主に以下の3つの点を意識しています。

 

  • 繁體字(主に台湾や香港で使われる「簡略化されていない漢字」)表記に慣れる
  • 注音符号(台湾で用いられている中国語の発音記号の一つ)を学ぶ
  • 普通话との発音や語彙の違いを学ぶ

 

2021年4月から台湾へワーホリに行く予定のため、現地で実践的な台灣華語を学べたらと思います。

 

3. 最後に

 ……と、なんだか尻切れトンボのようになってしまいましたが、全2回でお届けした私の中国語学習歴については以上となります。

自分で言うのも何なんですが、なかなかの紆余曲折を経て今に至るといった感じではないでしょうか(笑)

色々と回り道をした分だけ経験を積んできたと自認していますので、今後中国語学習に関しても発信していきたいと思っています!!

 

------------------------------------------------------------

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

Twitterもやっています↓

twitter.com

*1:日本の場合「ハァ?」と聞き返すのは大分失礼ですが、台湾ではそこまで失礼に当たりません。