【台湾ワーホリ】ビザ申請方法について(2021年3月上旬時点@東京)
みなさんこんにちは!アタマコンクリです。
先日台湾ワーホリビザを受け取りました。
今回の記事では、台湾ワーホリビザの申請方法について書いていこうと思います。
台湾へのワーホリを考えている方など、少しでも多くの方の参考となれば幸いです。
(※)
本記事の内容は、当方が申請した時点(2021年3月上旬)の情報となります。最新の情報とは異なっている可能性がありますので、ご自身が申請される際は必ず各関係当局の発表内容を確認ください。
また、東京(台北駐日経済文化代表処;以下、気分によって「代表処」と呼称)での申請に関する情報となります。
お住まいの地域によって申請先機関が異なりますので、この点も十分ご留意ください。(申請手続き・必要書類等、地域によって微妙に違いがあるようです)
なお、当記事の記載によって生ずるいかなる損害に関して当方は一切責任を負いませんので、あらかじめご承知おきください。
1. ビザ発給条件について
台湾のワーホリビザを申請する場合には、以下の条件をすべて満たしている必要があります。
→海外に在住している場合は申請ができません。
2. 過去に台湾のワーキング・ホリデー査証の発給を受けていないこと。
→ワーホリビザは一か国あたり一度しか発給を受けられません。
3. 申請時の年齢が 18 歳以上 30 歳以下であること。
→年齢制限があるので、ご注意ください。
4. 休暇は台湾入国の目的で、ワーキング・ホリデーは付随するものに過ぎない。なお、査証有効期限満了前に出国すること。
5. 被扶養者を同伴しないこと。(被扶養者が同じ査証またはほかの査証を取得した場合を除く)
→4. と 5. は、申請の条件というよりワーホリビザの注意点といった感じですね。
6. 必要資料を提出すること。
→詳細は次章に記載します
台北駐日経済文化代表処「ワーキング・ホリデー査証申請要項」(https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/72781.html)をもとに作成
2. 提出書類について
申請時に、以下の書類を提出する必要があります。
→WEB上で申請を行えます(https://visawebapp.boca.gov.tw)。所定の欄への記入を終えたら申請書を印刷し、署名欄に自筆で署名をしましょう。
2. 履歴及び台湾における活動の概要。
→代表処のHPから所定のフォームをダウンロードして、これまでの簡単な経歴と台湾渡航後の予定などを記載します。
3. 日本旅券原本と写し1通(申請時残存期限 6 ヶ月以上)。
4. 申請日前6ヶ月以内に撮った 4.5cm x 3.5cm のカラー写真 2 枚。
→パスポートを更新した際に撮った写真の余りを提出しましたが、問題ありませんでした。
5. 一年以上の海外旅行保険の加入証明書(死亡、傷害、病気適用)(原本と写し1通)。
→私は申請時点で保険期間が1年以上の保険(海外適用あり)に加入していなかったので、新たに加入しました。
6. 往復の航空券。
7. 20 万円以上またはそれに該当する財力証明書(銀行の残高証明書等)。
◎30 万円以上の財力証明書があれば、6.往復の航空券は不要
→和文の証明書でOKです。実店舗型の銀行か、ネットバンクか、などで証明書の発行手続きが異なることかと思いますので、ご自身でお調べください。30万円以上の財力証明書を提出したので、「6.往復の航空券」は提出しませんでした。
8. 日本の住民票(3ヶ月以内に発行されたもの)
→お住まいの自治体で発行しましょう。
9. 査証料金:無料
→無料で申請できるの、本当にありがたいですね。必要なコピーを忘れた場合は代表処内の有料コピー機を使わせてもらえるようなので、小銭をいくらか持っていた方が良いかもしれません。
台北駐日経済文化代表処「ワーキング・ホリデー査証申請要項」(https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/72781.html)をもとに作成
↑に書ききれなかった分を補足します。
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履歴及び台湾における活動の概要
「履歴」には、学歴と職歴を記載する欄があります。
学歴は記入欄が少ないので、最終学歴の情報(学校名・入学年月・卒業年月)を書けば十分だと思います。
職歴は、2回以上転職をされた方の場合は全部を書ききれないくらいのスペースです。これまでの勤め先の名前・入社日(・退職日)を可能な限り詳細に書けば問題ないはずです。
「台湾における活動の概要」については、滞在先・予定の仕事・活動内容等を詳細に書く必要があります(代表処のHPにあるフォームをご覧ください<リンク>)。
私は、
- 入国日はいつか
- 入国後どこの隔離ホテルに滞在する予定か
- 隔離後はどこの自治体(県や市単位;「台北市」や「新竹県」など)に居住する予定か
- 滞在の目的はあくまで休暇であり、滞在中の生活費を補填するために○○関連の仕事を行う予定であること
- 語学学校にいつからいつまで通う予定であること
ーといったことを記載しました。
今から考えると、ここまでガッチガチに記載する必要はなかったかもしれないと思います。仮に記載内容に不足があった場合でも、申請窓口で書き足すことでOKです(職員の方から追記が必要な内容を教えていただけます)。
なので、あまり気張らずに、台湾で行う予定のことを素直に記載すればよろしいかと思います!
あ、ちなみにですが、日本語で書くことで問題ありません!!
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その他準備したこと
行きの航空券と隔離ホテルは申請前に予約を済ませておきました。
この2つは申請に必須というわけではありませんが、渡航日と台湾入国後の一時滞在先を確保しておきたかったためです。
これらが決まっていた方が精神衛生上よろしい気がするので、申請の際は上記の資料に加えてこれらの準備もされることをお勧めします(笑)。
3. 申請・ビザの受け取り方法
申請は本人が直接代表処に出向く必要があります。
例の感染症の影響で、窓口に行く時間の予約を取っておく必要があります(申請窓口のネット予約制)。しつこいようですが、詳細は代表処HPをご参照ください<リンク>。
予約時間の10分前を目安に代表処に行きましょう。入口近くの警備員さんに「ワーキングホリデーの申請で○○時に窓口を予約している××です」といった旨をお伝えすれば、ご案内いただけます。
(代表処への行き方は次章に記載します。ご参考までに。)
受け取りについては、郵送と窓口での受け取りの2つから選択できます(申請の際にどちらがいいか尋ねられます)。
私は窓口での受け取りを選びました。受け取りの際は、申請の際にもらえる領収書を忘れずに持っていきましょう。私の場合は、申請から1週間後の午後以降に受け取りが可能でした。
受け取りの場合は窓口の予約は不要です。警備員さんに「ワーキングホリデービザの受け取りに来た」という旨や氏名をお伝えすれば、ご案内いただけます。
4. 台北駐日経済文化代表処への行き方
駅から出たら、左手に進んでください。
(出口のすぐそばにも地図があります。)
「白金台5丁目」交差点(2つ目の信号)で右に曲がります。
交差点を右に曲がったら、「白金台どんぐり児童遊園」(写真左の公園)の脇を直進します。
5. まとめ
台湾ワーホリビザの申請方法について、ざっとまとめてみました。
実際にビザを受け取ってみて思うのですが、台湾ワーホリビザに関する情報は本当にたくさんネット上にあふれています。私自身、多くの記事やTweetなどを参考にさせていただきました。
そのため、少しでも分からない点があれば、まずはググってみるのが良いかと思います。
(無論、最終的な判断に困った場合は代表処に問い合わせるのが一番確実です)
私も、できる限り多くの情報を発信していきたいと思います!!