アタマコンクリの雑記帳

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【台湾ワーホリ】コロナ下での台湾入国までの流れ(2021年4月中旬:成田→桃園)

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みなさんこんにちは!アタマコンクリです。

先日台湾に無事入国することができました。

今回の記事では、台湾入国までの流れを思い出せる範囲で書いていきたいと思います。

 

記事執筆時点(2021年4月14日)においても新型コロナウイルス感染症の世界的流行は未だに予断を許さない状況となっています。そのため、台湾への入国についても通常時とは異なる点が多々ありました。

これから台湾への渡航を考えている方などにとって少しでも参考となれば幸いです。

 

なお、私は今回ワーホリビザで入国しました。

ワーホリビザの申請方法については前回の記事に書いたので、よろしければご覧ください!

 

atamakongkuli.hatenablog.com

 

渡航に伴う各手続等は頻繁に変更される可能性があります。また、日本・台湾ともに空港によって対応が異なる場合があります。

当記事の記載によって生じた如何なる損害について、当方は一切責任を負いませんので悪しからずご了承ください。

  

  

1. 飛行機搭乗までの流れ(@成田空港)

事前準備

チェックイン時に、陰性証明書(出発前3営業日以内にPCR検査を受け、その検査結果が陰性であることを証明する資料)の提示が必要です。すぐに取り出せるようにしておくとよいかと思います。

また、同時に「入境検疫システム」に登録済みかの確認もあります。出発の48時間前から入力可能ですので、あらかじめ済ませておきましょう。

 

チェックイン

出発時間の2時間半くらいにならないとカウンターが開かないようでした(チェックインカウンターに「○○時から受付」といった旨が書いてありました)。

このことを予期しておらず、私は勢い余って出発時間の5時間ほど前に空港に到着してしまっていたので、2時間以上待たなければなりませんでした。無論、早く行き過ぎた私の責任です。

岩のようなスーツケースを引きずったまま歩くのは気が引けたので、チェックインカウンターの階で見つけたコインロッカーに預けてしまいました。

現金 or SUICA での支払いが可能でした(私の使ったコインロッカーは600円しました)。予想外の出費でしたがこればっかりは仕方がありませんね(笑)

 

時間をつぶすために、ターミナルの中をぶらつきました。話には聞いていましたが、ほとんどのお店が閉まっていおり、かつての賑わいからは程遠い状況となってしまっていました。

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(なお、営業中のお店は成田空港のHPから確認できます。※URLが変更される可能性があります。リンク切れの場合はご容赦ください。)

 

ぶらつくついでに昼食を済ませましたのですが、数少ない営業中のレストランの中から「マクドナルド」を選びました。寿司や天ぷらなど「日本らしい」ものを食べようかと思ったのですが、かえって望郷の念が強まるだけかと思い、あえてファストフードにしました。台湾ならば(隔離等が終わって自由に行動ができるようになれば)いくらでも食べられますしね!

実はこれが今年初の外食だったのですが、やっぱり外で食べるのも良いものですね。空港の中にしては安い値段でご飯を済ませられたので、その点でも満足でした。

閑話休題カウンターですが、定刻より少し早めに開きました。チェックインの流れはざっと以下の感じです。

 

  • 職員の方から1枚書類(誓約書のようなもの)が手渡される。内容を確認の上、個人情報・隔離先等を記載のうえ署名&提出
  • パスポート・VISA・手荷物の確認
  • 航空券の受渡

 

受託手荷物について、アルコール消毒により表面が濡れてしまうことをお伝えいただきました。それ以外は、普段のチェックインとほとんど同じ内容でした。

なお、帰りの航空券は確認されませんでした(航空会社によって対応が異なるかもしれません)。

 

チェックインの際は、どの職員さんからも大変丁寧なご対応をいただきました。このような状況下で手厚いサポートをしていただき、感謝の言葉しかありません。

 

チェックイン後の保安検査・出国審査の内容についても、普段と特段違いはありませんでした(当然ですが、待ち時間はほぼ0でした)。

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出国審査後の制限区域内の様子。ほとんど人がいませんでした。

普段ならば免税店でのショッピングを楽しむといったこともできるかと思うのですが、こちらもほとんどのお店が閉まっていました。

ただし、ブランドの専門店やレストラン以外のお店(お土産品や化粧品などを手広く扱っているお店)に関してはちらほら営業している店もあったので、何か買い忘れがあったら日用品くらいならば購入できるかもしれません。

 

搭乗手続きも通常通りです。パスポートと搭乗券を提示するだけでした。

搭乗客がかなり少なかったので、通常ならあり得ないくらいスムーズに搭乗することができました(降りるときも同じく)。

搭乗率は目測で10パーセント未満でした……。

 

2. 搭乗から到着までの流れ

搭乗中に関しても、マスクの着用が求められるくらいで普段と大きく変わったことはありませんでした。(CAさんはマスク・ゴーグル・手袋・防護服で完全防備されていました。)

ありがたいことに機内食も出ました。久しぶりの空の食事、めちゃくちゃおいしかったです。f:id:atamakongkuli:20210414125219j:plain

 

台湾国籍保持者向けに入国カードが配られるので、搭乗中に書いておきましょう。

 

3. 台湾到着後の流れ

SIMカード購入

ボーディングブリッジを抜けてしばらく行くと、職員の方が待機されています。

SIMカード買いたい人はここでちょっと待っててください!!」

と流暢な日本語でご案内いただきました。

※入境検疫システムには台湾の電話番号の入力が必要です。台湾の電話番号を持っていない(予め日本の電話番号等でシステムに登録した)場合は、到着後にSIMカードを購入のうえ、システムに再登録する必要があります

購入希望者が一通りそろった頃に、職員の方に販売窓口まで連れて行ってもらえます。さながら遠足で先生に引率される小学生のような気分でした(笑)

 

SIMカードですが、支払い方法は現金かクレジットカード払いの2択のようでした。SIMの交換と電話が使えるかの確認は、全て職員の方にやっていただけます。

 

入境検疫システム再登録

先述の通り、無事台湾の電話番号をゲットしたら入境検疫システムに再登録を行います。

登録が完了したことを証明できるようにするため、最後の画面はスクショ等を取っておきましょう

無事登録が完了すると、衛生福利部からSMSが送られてきます。メッセージに書かれているリンクをクリックすると、「検疫通知書」が開きます。こちらも重要なページとなりますので、必ずスクショ等を取っておいてください(次に記載の通り、検疫官への提示が必要です。また、隔離ホテルからも提出を求められました)。

 

イミグレ前の最後の関門として、検疫官(と思われる職員の方)による最終チェックがあります。パスポートと入境検疫システムへの登録が完了していることや、陰性証明書の確認があった気がします。(台湾の暑さや渡航の疲れなどもあり、ここら辺の記憶は正直あいまいです。すみません。)

隔離期間や隔離中の注意事項について、丁寧に説明をいただきました。口頭の説明だけではなく、内容をまとめたフリップも見せてもらえます(↓写真撮っておいてね~と言われました。)。繰り返しとなりますが、日本語での説明が本当にありがたかったです。

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両替・防疫タクシーへの乗車

チェックが終わり通路を進んでいくと、イミグレの前に両替所がありました(私は使いませんでしたがATMもありました)。

私はここで日本円を台湾ドルに両替しました。イミグレを抜けた後にも両替所やATMがあるかははっきりとは確認できませんでした(あったような気がします……)。

 

入国審査を終えると受託手荷物の受け取りがあります。入国手続きに時間がかかったせいか、消毒の跡はさほど気になりませんでした。

 

隔離ホテルへは専用のタクシー(防疫計程車)に乗る必要があります。私は隔離ホテル経由でタクシーを予約しておいたので、空港の到着ロビーで運転手さんと落ち合いました。

私が到着ロビーに着いた頃にはタクシーの待ち行列はなかったので、予約したから列に並ばなくて済んだなんてことはありませんでした。事前に予約しておいたことで若干安心感があったかな、くらいです。台湾到着のタイミングによっては、事前予約の方が待ち時間なくスムーズにタクシーへ乗車できるかもしれませんね。

 

なお事前予約の有り無しにかかわらず、桃園空港から台北市内は一律で1000元のようです(ありがたいことに、1000元を超えた分は政府の補助があるのだそうです)。

 

4. 最後に

コロナ下での台湾渡航についてざっとまとめてみました。

 

過去の渡航時も感じていたことなのですが、台湾(特に空港や観光地)は本当に日本語対応が充実しています。また、日本語が話せない方でもなんとかして意思疎通を図ろうとしてくれます。私のような現地語があまりできない人間にとっては、本当に本当にありがたい限りです。このような厳戒態勢の中でも丁寧な対応を続けている職員の方々に対しては、頭が下がるばかりです。

ご厚意に甘えてしまうことになるのですが、何か分からないことがあったら職員の方に気軽に尋ねてみるのが吉です(というより、少しでも分からないそぶりをしようものなら職員の方から声をかけていただけちゃいます)。

 

日本国内において感染の拡大がとどまることを知らない状況下で入国を認めていただいた台湾には感謝の言葉しかありません。台湾でのワーホリ生活充実させることが多少なりとも台湾への恩返しになると信じて、こちらでの生活を存分に満喫したいと思います!!

 


 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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